物流・運送業界の2024年問題につきまして
みなさま、すでに報道等でご存じのように
働き方改革法案によりドライバーの労働時間に上限が課されることで
様々な問題が生じることが懸念されます。
具体的にはどういうこと?
ドライバーの拘束時間の目安が下記のようになります。
労働時間 40時間/週 × 4.3週(22日勤務)
休憩時間 1時間/1日
時間外労働 80時間/月
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拘束時間(1か月) 274時間
令和3年度の統計によると、
約3割のドライバーが1か月の拘束時間は275時間以上です。
この数字からわかることは、
時間外労働時間 ・・・ 年間960時間(80時間/1か月)
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走行距離が短くなる(一人当たり)
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長距離での搬送が不可となる
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約3割の物流が停滞
生じる3つの問題点
1.約3割の物流が停滞 (商品の到着日数がかかってしまう)
2.物流・運送業界の売上と利益の減少(物流費の値上げ)
3.ドライバーの不足 (人件費高騰により物流費の値上げ)
→ 人口減に加え、40歳以下の層では運転免許を取得しなくなっている
この法令は2024年4月1日からの施行となります。
上記のことをふまえますと、
弊社商品の配送も遅れが生じることが懸念されます。
お客様におかれましては、
この規制が施行される2024年4月1日以降は
今まで以上に早めのご発注をお願いしたく存じます。
ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
※ 最後に、この時間外労働の上限規制は、ホワイトな改革ですが、
物流・運送業界同様、建設事業・医師なども含まれます。
大きな少子化問題を抱えるこの日本、
ドライバー不足・建設業者不足・医師不足が大きな問題となること、
逆に人手不足のためにAI化が進み、
働きたい人が働けない、
大手企業がAI化を取り入れるための費用拡大が
物価高騰につながる、
AI化が不可能な中小企業は淘汰されてしまう等、
様々な問題が生じることは否めないのでは。。。。。
こちらから